犯罪の回送/松本清張/角川文庫 ― 2005/07/24
上京中の市長が失踪、都下で死体で発見される。また政敵も東京での不可解な行動後、海で死体となる。背景に市長が押し進める港湾整備があるらしいのだが・・・。 松本清張晩年の作品です。私は密室や時刻表を使ったトリックは苦手なのですが、氏の作品はそういったトリックがメインなのではなく(決して重要ではないってことではありません、念為)、まず「何故」が提起されているので、最後まで良い緊張を持って読むことが出来ます。「本格」や「新本格」、「社会派」などといった言葉の定義付け以前に、もっとこういった作品が読みたいというのが、私のささやかな願いです。
コメント
_ kurotizu ― 2005年07月31日 21時00分18秒
現代派・・・ですねぇ。 毒(読)書指好き?とは、知りませんでした・・・。 「何故」・・・BCL? 「何故」・・・毒書? ウ~ン、カラクリがありそうだなぁ。 トリックを見破らねば!! でわでわ
_ 岩田 ― 2005年07月31日 23時21分41秒
ようこそ、kurotizuさん。
いやいや、ヒマなので読書してるんですよ。仕事も適当だし。
BCLは、kurotizuさんの方が理由を良く知っているのでは?(笑
カラクリなんぞ、ありませんよ。わはは。
いやいや、ヒマなので読書してるんですよ。仕事も適当だし。
BCLは、kurotizuさんの方が理由を良く知っているのでは?(笑
カラクリなんぞ、ありませんよ。わはは。