真夜中の神話/真保裕一/文藝春秋2005/08/01

舞台が異境の地、そして主人公側に癒しと超能力を添え、それらに対して先端企業と現代キリスト教を据えるってのは、どうなんだろうな。なんだかこの著者らしくないというか。久しぶりに、途中で読むのをやめようと思ってしまった。ラストの数十ページが、ほんの少しだけスピーディで読ませたのが救いかな。

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