迎え火の山/熊谷達也/講談社 ― 2005/09/07
うーん・・・・困った。私は基本的に「悪霊」「結界」「憑依」なんて言葉が出てくるような小説は「フン」と鼻で笑ってしまうのですよ。しかし、著者名でこの本を選び、ページを繰り始めると、これに類する言葉が集中砲火を仕掛けてきました。ほとんどウンザリしながらも、著者を信じ最後まで読み通しましたが、やっぱり苦痛だったなあ。強いて収穫と言えば、「この著者は、こんなモノも書けるのだ」と認識したことぐらいかな。 そうそう、終章に出てくる「今なお君臨し続けているシャーマンの一族」って、江戸城趾に住んでいる一族のことかな(笑)。
コメント
トラックバック
_ お花と読書と散歩、映画も好き - 2011年06月16日 18時07分14秒
講談社文庫2004年8月 第1刷発行2005年1月 第5刷発行解説・土方正志551頁
1/5ほど読んでも、熊谷さんらしい話の本流が見えてこないので我慢出来ずに先に解説を読みましたらナント!伝奇ホラー小説なのだそうです
夜、一人で読んでいると怖くてたまらなくなる部分もあ...
最近のコメント