紅梅/津村節子/文藝春秋 ― 2011/09/30
私の大好きな作家、吉村昭氏の妻が描く氏の最期の日々。氏の死に際は、氏の文章そのものであったと思う。★★★★
手作りアンテナ入門/田中宏/CQ出版 ― 2009/01/11
市販されているモノをそのまま使うことに、最近納得しなくなってきた。まあ、金銭的な問題もあるが(笑)。この本で基本的な部分を押さえ、自分なりに手を加えればいいかな。★★★
照柿/高村薫/講談社 ― 2008/07/03
やっぱりいいねえ、高村薫。これを読んでないとモグリだよ、ってなんのモグリだよ(笑)。 ★★★★★
破滅への失踪/高杉良/新潮文庫 ― 2008/05/16
高杉良を初めて読んでみた。面白いことは面白いのだけど…、なにか足りない気がする。★★★
探偵は眠らない/都筑道夫/光文社文庫 ― 2008/03/20
正統ハードボイルドとして紹介されていたが…。この人は評論家だろうなあ。★★★
半眼訥訥/高村薫/文春文庫 ― 2007/12/25
新聞などに掲載された著者のエッセイや評論集。作品の下敷きになるモノが見えてきて、興味深いです。★★★
毛沢東暗殺/伴野朗/祥伝社 ― 2007/07/16
いやはや、いいですなあ。文化大革命の勉強をしてみようかな。★★★
不思議島/多島斗志之/徳間文庫 ― 2007/06/10
良くも悪くも「島」の生活が滲み出ています。小さい日本という感じで。 ★★★
症例A/多島斗志之/角川文庫 ― 2007/03/14
多重人格、境界例、ボーダー等々、ミステリに使われる精神関係の語句に飽きた方も、ぜひどうぞ。オススメ。★★★★
猫の縁談/出久根達郎/中公文庫 ― 2006/09/24
著者の初めての作品集ということで読んでみました。ちょっと読みづらかったかな。これは何を指しているのか? これは誰がしゃべっているのか? 自分の読解力の無さを棚に上げて言うのもおこがましいのですが、何度も同じページを行ったり来たりしたことを白状します。
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