インターセックス/帚木蓬生/集英社2011/10/07

 男でもなく女でもない性を、どちらかに押し込める医療は「真っ当」なのか? いや、そもそも彼/彼女は「患者」なのか? そしてモンスターは誰か? 好著。 ★★★★★

放火/久間十義/角川文庫2009/08/02

何もかも軽〜い連中が、軽〜く犯罪を犯す。いいですねえ。 ★★★

夜来香海峡/船戸与一/講談社2009/06/07

いつもの「船戸節」は炸裂していたけど、期待しすぎてしまったなあ。★★★

ルート350/古川日出夫/講談社文庫2009/05/24

短編集。作者の色が濃く出ている…と思う。こういうのが本線なんだろうな。「飲み物はいるかい?」が良かったな。★★★

カリナン/春江一也/集英社文庫2009/05/24

「プラハの春」で、主人公=作者が格好良すぎたのだが、今回は抑えられていた。まあ、その分「キレ」を感じなかったけど。★★★

つっこみ力/パオロ・マッツァリーノ/ちくま新書2009/02/01

そうそう、常識とか数字につっこみを入れるには、こちらも武装しないとね。★★★★

MOMENT/本多孝好/集英社文庫2009/02/01

静かな静かなミステリーっていいよなあ。★★★★

愛の領分/藤田宜永/文春文庫2009/01/18

朝の通勤電車で日経を広げてる疲れたオヤジを、「もしかして、オレも」なんて勘違いさせようってか。★

ハル・ハル・ハル/古川日出男/河出書房新社2008/07/25

「銃声」と「あなた」と「あなた」。文句無し。 ★★★★★

千日紅の恋人/箒木蓬生/新潮文庫2008/07/08

『空夜』に近い感覚の恋愛小説です。でも、こっちのほうが良いと思うな。 ★★★