罪の声/塩田武士/講談社2017/03/22

 「グリコ森永事件」の恐喝で使われた「録音された子供の声」は自分の声だ…。 
 もうこれだけで読む価値はあるでしょう。しかも、「グリコ森永事件」の犯人たちが特定されてるんですから、なおさら。
 オススメです。ぜひ。★★★★

ローカル線で行こう/真保裕一/講談社文庫2017/03/09

 廃線直前のローカル線の社長にスカウトされた元・新幹線の売り子が、あらゆる手を使い、地元を巻き込んで鉄道を再生させていこうとする。しかし、それをよく思わない自治体の長や役人、銀行が妨害工作を行い…。
 
 よくできた話なのですが、とても緩くて、最後まで読み通すのが辛かったです。この作者以外だったら、すーっと読めたのでしょうけど…。★★

おやっさん 師匠松鶴と私/笑福亭松喬/うなぎ書房2011/10/12

 不器用な弟子が愛憎を交えて描く師匠、六代目松鶴。いやー、良い本だなあ…。★★★★

回転木馬/柴田よしき/祥伝社文庫2011/05/01

以前この著者の作品を読んだ際、異様な不快感を覚えたのだが、この作品でその印象は払底した。最初、人間関係がややこしい印象があったが、それも後半で解消。良い作品だと思う。★★★★

巡査の休日/佐々木譲/角川春樹事務所2010/01/04

あからさまなミスリードってのは珍しいんじゃないだろうか。新鮮でマル。 ★★★

クローズド・ノート/雫井脩介/角川文庫2009/11/08

うむ、『めぞん一刻』の男女逆バージョン。★★

廃墟に乞う/佐々木譲/文藝春秋2009/10/24

短編集。もう大好物でございます。松本清張の「死の枝」を彷彿とさせて。★★★★

償いの椅子/沢木冬吾/角川文庫2009/06/07

この内容では、ちょいと長いんじゃないかい? ★★★

帰りなん、いざ/志水辰夫/講談社文庫2009/05/24

使命を帯びた人物が裏切っていく過程を描いているけれど、不思議と湿度が低い。きちんと「オトシマエ」もつけてるしね。★★★

脳男/首藤瓜於/講談社2009/04/19

ベクトルは逆なんだけども、ある意味スーパーマンだもんな。少々鼻白む。★★