FT8で佐倉市から。2021/09/21

いつもの装備でFT8による移動運用を行ってきました。運用場所はいつもの印旛沼そばの「さくらふるさと公園」の端です。

https://www.google.com/maps/place/35%C2%B044'28.1%22N+140%C2%B011'41.8%22E/@35.7411432,140.1938461,374m/data=!3m2!1e3!4b1!4m14!1m7!3m6!1s0x60228f177a622135:0x594dfbed85ea5209!2z5Y2D6JGJ55yM5L2Q5YCJ5biC!3b1!8m2!3d35.7235977!4d140.2239389!3m5!1s0x0:0x0!7e2!8m2!3d35.7411412!4d140.1949433
 
まずは430MHzと144MHz、50MHzにモービルホイップで出てみたところ、ポツポツと呼ばれます。しかし、アンテナがアンテナなので限界でしょう。ということでHFに28MHzから降りていきます。
 
しかし、ハイバンドはもう一つのようでまったく呼ばれません。14MHは国内の移動局などお呼びでないといった感じでした。次はメインの一つである10MHzですが、見えている局が全てDXで、国内局がCQ出しても良いのか…という印象でした(まあ、出すんですけどね)。移動運用でのCWや固定から出ているときはDXなどは滅多にQSO出来ませんでしたが、FT8だとこれほど見えているとは驚きました。で、結局10MHzでもボウズ。
 
ということでもう一つのメインである7MHzに出ようとしましたが、ワイドグラフを見ると出る隙間がまったくありません。一回のデコードで40から50局見え、弱小局にキツイ状態でした。それでもなんとか隙間を見つけCQを出したところ、コンスタントに呼ばれます。コンディションが良いのか悪いのかも解りませんが、多くの局がオンエアしていることが解ります。
 
しばらくすると急に呼ばれなくなりました。CWの時も「波」がありましたらからFT8でも同じことだろうと思っていましたが、数十分応答がありません。いったんCQを止めてみると、同じDF、同じシーケンスで超強力な局がCQを出していました。後で調べて解ったのですが、私の移動地点に非常に近い固定局でした。あまり悪くは考えたくありませんが、それでもなあ…と思いました。
 
少しズレてCQを出したところ、また呼ばれ始めます。バーチカル+ATU+10Wで全国から呼ばれますね。それに、ピックアップの仕方や同時に呼ばれたときの対応も良い勉強になりましたし、複数局と同時にQSOが進行するという経験もしました。
 
PC任せでマウスをクリックするだけのQSOの面白さが解らないという方がいたら、一度やってみてくださいと言いたいですね。人の感覚や経験、技術が介在する余地が十分にあるQSOはホントにゲームのようで楽しいです。
 
感覚を忘れないためにも時々CWに出るつもりですが、ほとんどFT8のオンエアになるだろうなという予感があります(笑)。

コメント

_ Koyo Fukumi ― 2022年07月10日 18時01分52秒

こんにちは、はじめまして
海外放送周波数調べで拝見し、こちらをちょっと覗いてみました
当方は現在局免もなくQRT中ですが、移動運用を太陽黒点数
サイクルで言えば前々回のとき少しやりました。アンテナは垂直系は飛ばないのですぐやめ、簡単に組み立てられるループアンテナ(21Mhzフルサイズ)考案し楽しみました。
貴QTHは佐倉であれば印旛沼の水面近くで運用試されるとどうかなー?と思いました。水面を使って反射させるとDXにはよく飛ぶこと経験しております
今は受信設備もないのでバンドは覗けませんが今日7/10の
SSNは123となっているのでハイバンドはかなり楽しめるのかなと想像です

長々と失礼。では

_ 岩田 ― 2022年09月05日 23時27分16秒

Fukumi様
放置状態になってしまい、大変申し訳ありません。コメントをありがとうございました。
垂直系でもラジアルをしっかり取れば十分に飛びますし、チューナーと併用すれば多くのバンドに出られるのでオススメします。印旛沼はクルマを止めやすいことと、ノイズレベルが低いことで、よく行きます。水面反射はよくわかりませんが、この場所は無線でもBCLでもグッドな場所だと思っています。
黒点数も上がってきましたので、ハイバンドも良くなってきました。無線もぜひ。

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