キャッツアイころがった/黒川博行/文藝春秋2005/08/04

三人の被害者の口から転がり出る宝石、キャッツアイ。被害者の接点が分からないながらも、キャッツアイの出所だけは判明する。美大に通う被害者の一人が残したスケッチブックを頼りにインドまで向かう友人の女子大生たちが、現在の「黒豆コンビ」にも似て面白いですね。まあ、一方は東京出身なんですが。しかし、美大生である被害者が日本に持ち帰ったハシシが、警察の捜査に引っかからないのが解せないぞ。

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