ベロニカは死ぬことにした/パウロ・コエーリョ/角川書店2005/09/02

翻訳物ですが、古書店で見つけたので、以前から気になっていた本を買ってみました。うーん、やっぱり文章が滑るような感じで、全く頭に入ってきません。私の読解力がないのは当然ですが、今回の場合は、訳者の文章がちょっとヒドいのではないかと。長くなりますが引用します。  ”経済的な理由から、例えばインシュリン・ショックのような、長年、医学界で禁止されてきた治療法を受け入れざるを得なかったにも拘わらず、同じ経済的な理由が、新しい精神治療へのヴィレットの誘因の裏にあった。ヴィトリオルの研究を続けるための時間も人材も揃ってるだけでなく、自分たちをクラブと呼ぶ一団を病院に置いておくためのオーナーたちの許可も得ていた”   どうですか? 私は何回もこの部分を読み返したのですが、正直なところ、何を言っているのかさっぱり理解できません。一部の引用なので適当ではないのですが、終始この調子なので、結局、何の物語だったのか・・・。私が死にたいくらいです。

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