コメットアンテナ「HFJ-350」2020/03/08

 先日購入したコメットのHFJ-350Mと専用1.9MHz用コイルを使って移動運用を行ってきました。このアンテナはリグに直付けして使用することを前提としているようですが、第一電波工業の「RHM8B」同様、通常のモービルホイップとして使用する事も可能です(ただし、両者共に走行中は止めた方が良いです)。
 
 移動地は千葉県千葉市中央区です。運用場所はこちら。
 
https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B035'38.2%22N+140%C2%B006'26.6%22E/@35.5939976,140.1062682,408m/data=!3m1!1e3!4m6!3m5!1s0x0:0x0!7e2!8m2!3d35.5939542!4d140.1073842?hl=ja
 
 ルーフのマグネット基台を利用してHFJ-350Mを設置します。このアンテナの下部にはカウンターポイズ用の端子があるので、そこへ15mと10mのワイヤを接続します。基台の同軸ケーブルからLDGのATUを経由してFT-817NDに繋げます。LDGのATUにあるGND端子にも10mのワイヤを接続しました。
 
 アンテナをマニュアル通りにセットし、ロッド部分の長さを調節します。ただ、運用場所やカウンターポイズの長さなどによりマニュアル通りに行かないことが多いです。そこで、アンテナアナライザーも持参しました。中国製のSARK100です。これで運用バンドでSWRを追い込み、あとはATUを使用します。
 
 結果から言いますと、5WのCWでハイバンドはもちろん、7/3.5/1.9MHzでもQSOが出来ました。相手局のアンテナに助けられていることもありますが、HFJ-350Mは十分に働いてくれます。
 
 バンドチェンジごとに丁寧に長さを調整し、カウンターポイズを充分に取ることができれば「使えるアンテナ」と言えます。ただ、調整時にアンテナロッドを外さなくてはいけないので、それが面倒かもしれません。RHM8Bのバンドチェンジはアンテナコイルの上下だけで済みましたから、それと比べるとやや難儀します。
 
 それでも、これだけコンパクトに仕舞うことが出来、手軽に設置し、かつこの価格であれば「良いアンテナ」です。私は二本目を買ってしまおうかと悩んでいます(笑)。

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