町奉行日記/山本周五郎/新潮文庫2006/10/03

短編集です。映画「どら平太」の原作になったのが表題作です。

港湾の利権を食い物にしている業者たちの一掃の命を藩主から帯び、新たな町奉行に任命されたというのに一向に登城してこない「小平太」。しばらくの後、登城しないまま任を解かれたが、港湾は以前の平静さに戻っていたという物語。カッコイイですね、「小平太」(笑)。

コメント

_ kyouko ― 2006年11月04日 17時34分48秒

同じく山本周五郎の「寝ぼけ署長」。
ミステリー仕立ての短編集ですが、その名のとおり、外からは目立った働きがないようにみえる署長の在任時は、その街の犯罪件数が減ったのです。
これもそんな感じの話でしょうか?

不思議なもので、設定が江戸時代だと違和感がないのに、現代だとかえって古臭い感じがします。
モノクロ映画を見ているようで、それもおもしろいともいえるのですが・・・。
「町奉行日記」も読んでみようと思います。

_ 岩田 ― 2006年11月05日 14時27分11秒

kyoukoさん>
「寝ぼけ署長」は未読です。そのような内容なら、読んでみようかな。

江戸時代を舞台にすると、読者も江戸時代であるという目で読みますから違和感がないのだと思います。ホントは錯覚なんですが。

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