プリズム/貫井徳郎/創元推理文庫2006/03/19

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。傍らには死因とされた頭部打撲の原因となったアンティーク時計。そしてガラスを切られて開錠された窓、体内から検出された睡眠薬、そしてその睡眠薬が仕込まれたチョコレート。自殺か他殺か。それとも事故なのか。

私はこのような形のミステリーを初めて読みました。生徒、同僚、不倫相手、それぞれが疑いを持たれ、真実を追いかけます。しかし、すべての推理は否定されていきます。残ったのは誰か? まあ、読んでください。こういう形もアリかと思いますよ。

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