ワイヤーの巻き取り2017/12/30

 
 アンテナやカウンターポイズに使用するワイヤーの保存に難儀していました。腕や指でくるくると巻き取っていたりしましたが、コンパクトになるものの、いざ使おうとすると絡まってしまい、解くのに時間が必要でした。移動運用などはただでさえ時間が惜しいので非常にもったいないと思っていました。
 
 ワイヤーを巻き取り、伸ばしたときにも絡まないようなモノはないかと探しましたがこれといったものが見つかりません。じゃあ、自作するかということで段ボールで作ってみました。
 
 最初の巻き取りもスムーズで伸ばしても支障は無かったのですが、何度が使っているうちに折れてしまったり、ヨレヨレになり、まったく使い物にならなくなりました。
 
 そこで今度はプラスチックを使うことにしました。書類などを保存しておくクリアブックと言うものがありますね。使い古して中のポケット部分がシワシワになり、新しいファイルに交換するなどして廃棄処分になったクリアブックの表紙部分を使うことにしました。
 
 ポケット部分はほとんどが高周波溶着なのでちょいと力を入れれば背の部分からはぎ取れます。残った表紙部分をカッターなどで適当な大きさに切って、切れ込みを入れます。大きな定規を当ててカッターに角度を付ければ、何度かの往復で切れるでしょう。
 
 正確にはほとんどがポリプロピレンという材質で加工がしやすいですし、商品によって厚さも違いますので、目的によって選ぶこともできます。
 
 今日は洗車ついでに車に積んでいるワイヤーをすべてこの「元クリアブックの表紙」に巻いてみました。折れたりすることもなくきっちりと巻けていて、もう少し使ってみようかなと思います。色も様々なので、使い道によって色分別もできそうです。
 
 写真上が段ボールを細工したもの。すっかりよれてます。下は「元クリアブックの表紙」に19mのワイヤーを巻いたものです。厚さは0.2ミリですので若干丸まっていますが、十分に使えそうです。

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