公式発表2016/12/22

 
 自己採点で「2アマに合格した」と書きましたが、先日公式に合格発表があり、私の受験番号が掲載されていました。自宅にも合格通知が届き、あらためて嬉しさを感じています。
 
 2アマを受けようと思い立ったのが2015年の春。その後2015年の8月と12月、2016年の4月と受け続けたものの連敗(2016年8月は多忙でパスしました)。4回目の挑戦で合格できました。
 
 受験後に答え合わせをやってみると、法規はなんなく合格点を超えているものの、工学がいつも数点不足していました。使っていたテキストはCQ出版社の「第2級ハム国家試験問題集 20○○/20●●年版」というものです。この問題と回答を、別に用意したノートに全て書き写していきながら暗記するという方法をとっていました。しかし「次は大丈夫」と思いながらも不合格を続けたのですから、変えなくてはいけません。

 そこで今回の受験に際して、東京電機大学出版局から出ている「第二級アマチュア無線技士試験問題集 (合格精選400題)」を使用することにしました。テキストを探しに立ち寄った書店で一番厚かったというだけの理由で選びました。

 また今回は少しでも時間を節約しようと考え(ラクをしたいとも言いますが)、上記のテキストをざっくりと眺め、正解を答えられるものは、もうそれ以降は触れない、書かないことにしました。さらに、私が一番苦手な工学の計算問題(回路図があって『→に流れる電流はいくらか?』のような問題)は全て無視することにしました。配点を見ると、計算問題を全て無視しても、それ以外の正解率を95%以上にすると合格点を超えられることに気付いたからです。これで、かなりの分野や問題が振るい落とされ、勉強範囲が狭くなりました。これが試験の三週間前です。

 この後二週間かけて残った問題をひたすら書きます。書いただけで頭に入らない場合は声に出しながら、もう一度書きます。ラスト一週間は法規を並行して勉強します。こちらも「振るい落とし」で範囲を狭めておきます。そして試験前日は、前回まで使っていた「第2級ハム国家試験問題集 20○○/20●●年版」の問題を解いていきます。全てのテキストは「次も使うかもしれない」ということで、なんの書き込みもしていませんでした。

 それが奏功し、法規は前回よりも点数を落としながらも、工学は合格点をなんとか超えることができました。学生時代にやっていた「振るい落とし」をこの年齢になってまたやることになるとは思いませんでしたが、まずは合格しないといけません。なりふりは構っていらませんでした。
 
 既に従事者免許の申請は済んでいます。従免が来たら、その後は局免申請です。その後は、スプリアス規制に対応した免許申請だとか、再免許申請もしなければいけません。2017年は申請の年になりそうです。

 従環境的に出力アップは望めませんし、10/14MHzに出たいと言う考えでここまでやってきましたので、アマチュア無線の資格は2アマでいいかなと思っていました。ですが、ここまでくると、やはりもう一つ上の1アマも取りたいななどと言う、とても「調子に乗った」思いが湧いてきました。またその後はFCCの試験も受けようかなとも思い始めています。まあ、それは今後のことですが。

 申請がうまくいけば、2月中には10/14MHzに出られるかなと思います。固定からも出ますが、やはりメインは移動運用になると思います。千葉県や関東近県から出てきますので、お相手ください。

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