ご挨拶と移動運用中止2013/01/02

いつもお読みいただき、ありがとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。

さて、昨年末に移動運用予定として12/31と1/3を上げていましたが、事情により中止とします(した)。この場所へは、また別の機会に運用いたします。

移動用釣竿アンテナ2013/01/06

 
 移動運用ではダイポールアンテナを使っていますが、移動先によっては展張スペースの確保が難しい場合があります。そういった場合でも7MHzを中心として各バンドに出られる「垂直系アンテナ」を実験していて、本日なんとかOKかなと思える組み合わせを見つけられました。
 
 写真を撮ることを失念してしまったので、文章のみでの説明となります。
 
 エレメントは5.4mの釣竿にヘリカル状に緩く巻き付けたビニール被覆線です(ホームセンターで100m、2,500円で売っていました。並行線なので200mあります)。釣竿の先端にビニール線を結び、反対の端はMコネの芯線部分をハンダ付けしておきます。
 
 このMコネを同軸ケーブル中継コネクタに繋げます。その際にあらかじめ作っておいたアースケーブルを共締めします。アースケーブルといってもエレメントに使用したビニール線を10mにカットしたモノを6本、コネクターが通るくらいの大きい圧着端子にハンダ付けしたものです。
 
 さらに、ダイヤモンドアンテナから出ているマグネット式のアースマットも共締めします。アースケーブルは放射状でも、束ねて車体を囲むように展開してもOKです。アースマットは車体にくっつけます。
 
 中継コネクタには数メートルの同軸ケーブルを接続し、反対側は「1.9〜50MHz対応マニュアルチューナ」に接続します。実は同じセットでATUでもトライしてみたのですが全くチューンせず、自宅の棚で「飾り」になっていたマニュアルチューナを使ってみました。
 
 ふみたてくんなどでタイヤベースに釣竿を立て以上のようなシステムでチューンしたところ、7〜50MHzまでSWRが1.5以下となりました。3.5と1.9MHzはそこまで下がることはしませんでした。エレメントが短いようなので、また機会を設けて試してみます。
 
 気をよくして各バンドでCQを出してみましたが、全く応答はありません。しかし、このセットでSWRは下がっているので、あとはエレメントを長くする、またはアースを増やすことに注力していけばよいかなと思っています。