もう君を探さない/新野剛志/講談社文庫2005/07/04

以前「八月のマルクス」を読んだのですが、今ひとつピンと来ませんでした。ストーリーは良くできてるなと感心したのですが…。今回は家出した女子生徒を過去に傷を持つ担任教師が捜す、そしてその傷に絡んでいたヤクザも彼女を捜し始めるといったもの。盛り込まれた要素が私にとっては多すぎて、途中で読み通そうとする気力が萎えてきたことを白状しておきましょう。コピーにサスペンス、ハードボイルドという言葉が並んでいますが、どこにそれらがあったのか、もう一度探しましょうか。

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